IPO支援情報

上場する際に留意すべき点

株式を上場すると、企業としての業務や遵守すべき法令の拡大、株式の買い占め、乗っ取りの可能性など、上場前とは異なるリスクや負担が増加します。

企業内容の開示義務

上場会社には、決算発表、有価証券報告書、四半期報告書などの企業内容をタイムリーに開示(ディスクロージャー)することや、内部統制の充実が求められます。

事務量の増大

ディスクロージャーに伴う経理事務、株式事務、株主総会の運営など、事務量が増大します。

株式の買占めや乗っ取りなどの可能性

株式が市場へ流通すると、株式の買占めや乗っ取りなどの可能性が出てきます。これを防止するため、平時買収防衛策や安定株主対策などを検討します。

遵守すべき法令等の拡大

株式を上場することによって、会社法だけではなく金融商品取引法、証券取引所の定める規則など、遵守すべき法令等が拡大します。

社会的存在としての認識の要請

上場会社は、企業が社会的存在であるという認識がより強く求められます。同族企業でありがちの私的な不動産賃貸借などの取引は原則的に解消しなければいけません。

第1章『IPOの基礎』

第2章『上場前に留意すべき事柄』

第3章『上場の概要』

第4章『JASDAQ上場について』

第5章『マザーズ上場について』

第6章『株式上場関係書類について』

第7章『上場後に留意すべき事柄』

アガットコンサルティングが提供するサービス

株式上場に際して、やるべき業務は多岐にわたります。
対応すべき事項は相当のボリュームになることも多く、解決までに時間を要する事が多くあります。
アガットコンサルティングが「株式上場準備」をお手伝いします。

株式公開を実施するうえでの問題点の抽出から、必要な管理体制の整備、実際の申請書類作成に至るまでを一貫して支援します。

内部統制にかかる現状調査から体制の整備・構築支援、その評価作業に至るまで、あらゆる立場からの実行を支援します。