申請に関する事前確認
ここではJASDAQ上場申請に係る事前確認について説明しています。
事前確認
以下の4点が上場申請にあたって東証が事前に確認する事項となります。
内訳区分
JASDAQの2つの区分「スタンダード」「グロース」のうち、申請会社がどちらに上場申請を予定しているのかを東証が確認します。
公開指導・引受審査の内容に関する報告
上場申請までに主幹事証券会社が実施した公開指導や引受審査の過程で、特に留意した事項、重点的に確認した事項を「公開指導・引受審査の内容に関する報告書」の記載などに基づき東証に説明します。
反社会的勢力との関係について
主幹事証券会社が作成する「確認書のドラフト」に基づき、東証が以下の点を確認します。
- 1) 履歴・属性を調査した新規上場申請者の関係者(役員、株主、取引先など)の範囲。また、範囲の決定にあたり新規上場申請者の設立経緯や取引関係、業界慣行、取引範囲などを考慮している場合はその内容。
- 2) 反社会的勢力との関係を確認するために実施した調査内容。新規上場申請者の取引先などからの評価を調査している場合は、その内容を含む。
審査日程
主幹事証券会社は申請会社の上場ファイナンス日程案を示し、東証は提示された日程案を踏まえ上場申請から上場承認までを原則2ヶ月とする審査スケジュールを提示します。
事前確認の際には、「JASDAQ上場申請レポート」の質問内容に対応したページのドラフトを提示することが求められます。
IPO支援情報
- 第3章『上場の概要』
- 第4章『JASDAQ上場について』
- 第5章『マザーズ上場について』
- 第6章『株式上場関係書類について』
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