グリーンシューオプション
主幹事証券会社が当初予定していた公募・売出株式数を超える需要があった場合、その予定数量を超え、一定株式数を上限(公募売出株式数の15%)に賃借した株式を、当初と同一の条件で投資者に販売すること(オーバーアロットメント)があります。
主幹事証券会社は、流通市場での株価が発行価格を下回る場合は超過販売分を市場から買い付け(シンジケートカバー取引)、上回る場合は発行会社に追加的に発行させるか、大株主などから発行会社株式を追加的に買い取る権利を行使します。グリーンシューオプションは、引受契約に基づいて追加で株式を取得する権利のことです。
グリーンシューオプションの仕組み
グリーンシューオプションは、株式を上場したあとに株価が乱高下するといった流通市場の不安定化を防止することが期待されます。
IPO支援情報
- 第3章『上場の概要』
- 第4章『JASDAQ上場について』
- 第5章『マザーズ上場について』
- 第6章『株式上場関係書類について』
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